少女たちのおこづかい稼ぎを描く「援交日誌」シリーズ
このオリジナル同人誌シリーズでは、下校からパパ活、そして本番までを描いた4つの物語が100ページ以上にわたって収録されています。めちゃくちゃエロくて濃厚なシーンが目白押しで、サイズ比から生まれる様々なプレイに興奮しまくりました。
特に、どの作品においても少女たちのあどけない表情や葛藤がしっかりと描かれているので、興奮と同時に胸が痛くなったりもしました。一見卑猥で援助交際という非難されがちなテーマを扱っていると思われがちですが、私はこのシリーズの掲げる「両者同意」のメッセージに共感しました。
「援交日誌〜橋本ハルカの場合〜」では、ハルカの家庭環境が原因で援助交際を始めてしまう悲しい過去が明かされます。最初はただ「スマホが欲しい」という理由から始めたパパ活ですが、やがて心身ともに汚れきった世界に無理やり引き込まれていきます。
「援交日誌〜小泉ことりの場合〜」では、いじめられっ子のことりが援助交際を通じて友達を得ようとする試みに挑みます。一人でいるときはひどいいじめに遭っていたことも、パパと一緒にいれば優しく可愛がってもらえる分、少し心が軽くなるのです。
「援交日誌〜源ミライの場合〜」では、ギャンブル狂いの父親に苦しめられるミライが援助交際を通じて生活費を稼ごうとします。ミライには幸せになるための別の道があるはずなのに、追い詰められた状況下で彼女が無理やり世界に引き込まれてしまうのは悲しい限りです。
「援交日誌〜内海うららの場合〜」では、ストレスから家出してしまったうららがネット上で知り合った男に会うために援助交際を始めます。身体と財布を引き換えに抱きしめられることで、うららは少しずつ心を開いていきます。
このシリーズで特に印象的だったエロシーンは、どの作品においても中出しや種付けプレスが多めの構成となっていたこと。少女たちのピチピチのパイパンから、汚いおっさんたちの太くて汚いち●ぽが出てくるシーンはかなり圧巻でした。個人的には、ハルカのおじさんとの濃厚なハメ撮りシーンが一番興奮したかもしれません。
「援交日誌」は、エロだけではなくて、人間の弱さや葛藤がテーマとしてしっかりと描かれているので、エロマンガ好きな人はもちろん、ストーリー性に注目したい人にもおすすめの作品だと思います。