純愛と近親相姦が織り成すドラマ『昔は楽しかった』の後編に感動
巨乳の実姉と弟が、家族の目を盗んでの同棲生活。前作では二人が体を重ねた瞬間を描き、後編ではその後のドラマが綴られています。
まだ幼かった頃から憧れてきた姉に近づくため、弟は包茎手術を受け、自分を変えようとします。しかし、姉や家族への想いが大切なことに気付き、手術をやめる決断をします。
そんな中、二人の関係に障害となる出来事が起こります。そこで描かれるのは、純愛と近親相姦が織り成すドラマです。
特に印象的だったのは、姉弟が向き合う場面。無表情でいる姉に対し、弟は本当の思いを叫びます。その場面で、弟の想いが伝わり、姉も自分の気持ちに向き合います。
また、男性向け・成人向けというジャンルに相応しく、お尻・ヒップを扱ったシーンもありました。しかし、それ以上に感動したのは、二人が本当の愛を見つけたことです。
なかにさんの描く二人のドラマに、思わず涙がこぼれました。本作は、エロシーンだけでなく、心を揺さぶるドラマが魅力的な一冊でした。