「ハナミズキ」第二話感想
この作品は、前作「うらぎりベッドルーム」のその後を描いた長編ストーリーです。前作を読んでいなくても、あらすじが入っているため、問題なく楽しめます。
今回の主人公は、顧問を務める柔道部の生徒・白井に思いを寄せられる国語教師のなつめです。彼女は、満たされない思いを持ち、思春期の性衝動をゆきずりの大学生・ケンジに抱かせてしまいます。また、ケンジのパートナー・絵里香も謎の男・佐野と関係を持ってしまいます。そして、なつめと佐野も身体を重ねますが、佐野は愛を否定し、肉欲に生きる男であり、なつめは彼の前ではただの雌に過ぎないのでした。
エロシーンのボリュームは本編の半分程度で、クンニやビッチ、下着など、よくある男性向けの要素が含まれています。個人的には、なつめと佐野の場面が特に興奮しました。
次回の展開が気になりますが、全体的に退廃的な雰囲気があるため、アクの強い作品かもしれません。しかし、細かいところまで描かれたキャラクターたちの感情や心情の描写が秀逸で、読み応えがありました。
最後に、表紙イラストの別バージョンもおまけでついてきます。エロマンガ好きな方にはおすすめの作品です。