「誕生日の告白」の後に訪れた惨めな現実
制服姿の幼なじみ・アカリに長年恋心を抱いていた主人公だったが、誕生日を機にその想いを告白することができた。
「これからは彼女として、毎日一緒に過ごしたい」と思う主人公にとって、アカリの返答は至福であった。
しかし、その後の数日で主人公が気づいたことは、自分がただのグズであるということだった。アカリは、別の男に導かれ、調教を受けていた。
最初はまだ主人公のことを想っていたらしいが、次第に快感に染めあげられるうちに身体も心も変わってしまっていた。そんなアカリと、主人公は物語の中でどう向き合っていくのか…。
寝取り・寝取られ・NTRが織りなす深い人間ドラマ
この作品は、学園ものであり、制服姿で登場するアカリに男性読者の目を引くはずだ。しかしながら、この作品の深い魅力はそれだけではない。
題材として扱われるのは、「寝取り」「寝取られ」「NTR」といった、エロマンガにおいて定番のジャンルである。しかしながら、この物語ではそれらが、いかに人間心理を深く描写し、深いドラマチックなストーリーを展開するものであるか、見事に表現されている。
それは、アカリがどんどん変わっていく過程を描画し、その心の闇を丁寧に表現することにある。彼女がどうやって調教されてしまったのか、そしてそれがどう彼女の人生を変えてしまったのか…そこには深すぎるドラマが生まれている。
中出しやピアス・装飾品の描写にも注目
もちろん、エロ漫画である以上、エロスやプレイの描写にも相当な注目がある。主人公が寝取られるシーンや、アカリが他の男と交わるシーンなど、いろいろなエロスが堪能できることは間違いない。
また、アカリが身につけているピアスや装飾品など、そこにもこの作品ならではのエロさが潜んでいる。細かな描写にも目を向けて、作品の奥深さに迫りたい。
感想
「誕生日の告白」の後に訪れた惨めな現実を描いた本作。エロマンガとしてだけでなく、寝取り・寝取られ・NTRを扱った作品として、その深い人間ドラマに魅了された。
エロの描写も抜群にエロく、特にアカリが身につけているピアスや装飾品の細かい描写にも注目したい。この作品は、エロとドラマの両面から読者を魅了する力がある。必見だ。