むにおに氏の「催●メガネ」を読んで
学園もののエロCG集と聞くと、パッと思いつくのはどこかチープな雰囲気の作品が多い印象ですが、「催●メガネ」は違います。背景やキャラクターの描写が美麗で、エロシーンも丁寧かつ濃密なものが多く、一定のレベルを維持していると思います。
主人公の真等斗は、コミュニケーション障害で他人とうまく話せない少年として描かれています。彼が乗り越えるべき壁は、他の男子生徒たちとの対人関係だけではなく、ヒロインである麗との恋愛関係にもあります。そこで注目すべきは「催●メガネ」の登場です。彼女をターゲットにし、禁断の行為に耽っていく真等斗の姿は、悲壮感と興奮を同時に味わえるでしょう。
エロシーンの中では、ヒロインの豊満な胸や美しい表情が描かれる場面が多く、とくにパイズリや中出しのシーンは熱いものがあります。また、モザイクのないアヘ顔表情も硬派なエロゲーマーにはたまりませんね。
一方で、物語には悲しいエンディングが用意されています。その部分は鬱展開と言えますが、作者の意図がしっかりと感じられる作りとなっています。
総じて、むにおに氏の「催●メガネ」は優れたエロCG集だと言えます。